新築を検討中の方で洗濯機の水栓について悩むことはありませんか?
私は新築を検討中に洗濯機の水栓を単栓(水だけ)にするか、混合水栓(水とお湯が出る)にするか悩みました。
悩んだ挙句、混合水栓に決めました。
決めた理由は下記です。
・お湯で洗濯をしたい(お風呂の残り湯は出来れば使いたくない)
・混合水栓なら洗濯する時に、お湯で洗うか水で洗うかを選べる
・エコキュートのお湯が余るなら洗濯に使いたい
積水ハウスの新築に住んで、洗濯機の混合水栓を使った私が
新築の洗濯機の給水は混合水栓がオススメについて
記載します。
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混合水栓がオススメな理由
私が新築の洗濯機の給水は混合水栓をオススメとする理由は
「お湯で洗濯することが出来る」からです。
お湯で洗濯すると以下の3つのメリットがあります。
・洗濯物の汚れが落ちる
・洗濯槽の汚れが落ちる
・洗濯物の乾きが早い
普段の洗濯をお湯で行うことで、上記のメリットがあります。
綺麗好きな方や、女性の方は洗濯物の汚れなどを気にすると思います。
少しでも新築での生活でストレスをなくすために、私は洗濯機の給水は混合水栓をオススメします。
混合水栓とは
混合水栓とは、一つの蛇口から水とお湯が出る水栓のことです。
我が家の洗濯機の給水は上記写真の混合水栓になっています。
機能としては下記のように使えます。
・水だけを出す
・お湯だけを出す
・水とお湯を混ぜて出す
水のみを出す場合は、水のレバー(青色)だけを下げます。
水のみの場合は水量を調整する必要がないので、水のレバーを「開」の位置まで下げて洗濯を行います。
洗濯機で洗濯を行う際に、エコキュートなどにお湯がない、または水あらいで十分な場合に使用することが多いです。
お湯のみを出す場合は、お湯のレバー(赤色)だけを下げます。
お湯のみの場合も水量を調整する必要がないので、お湯のレバーを「開」の位置まで下げて洗濯を行います。
洗濯物の汚れが気になる場合や、エコキュートのお湯が余っている場合に使用することが多いです。
水とお湯を混ぜて出す場合は、水のレバー(青色)とお湯のレバー(赤色)の両方を下げます。
水とお湯の量は水のレバーとお湯のレバーの下げる位置で調節することが出来ます。
水とお湯を混ぜて洗濯を行いたい場合や、エコキュートのお湯が少ししか残っていない場合に使用しています。
我が家では、洗濯機の混合水栓のお湯はエコキュート(給湯器)からのお湯を使用しています。
私と妻が少しだけ潔癖症なので、家を建てる際にお風呂の残り湯は使いたくないと意見が一致したため、洗濯機の給水を混合水栓にして、エコキュートのお湯を出せるようにしました。
なぜ洗濯機の給水は混合水栓がオススメなのか?
なぜ洗濯機の給水は混合水栓がオススメなのか?
私が考えるオススメの理由は、お湯で洗濯することが出来るからです。
上記でも記載しましたが、お湯で洗濯するメリットを以下の3つの項目で詳細を記載します。
洗濯物の汚れが落ちる
洗濯物の汚れが落ちるですが、お湯で洗濯を行うと以下の理由で、洗濯物の汚れが落ちます。
・皮脂汚れは40度のお湯が落ちやすい
・洗剤の洗浄力が上がる
上記は一般的に言われていますが、クリーニング店がお湯で洗濯していることからも、上記は納得出来る内容だと思います。
では実際はどうなのか?
我が家の洗濯機で検証を行いました。
我が家は4歳の息子がおりますが、幼稚園帰りの息子の靴下は底が黒くなっているのと、汗をいっぱいかいた後のような匂い(部室の匂い)がしています。
洗剤、洗濯方法を変えずに、水で洗った場合と、お湯で洗った場合を比べてみました。
靴下の汚れに関しては、お湯で洗った方が靴下の黒っぽさはなくなりました。
※靴下が白い場合、お湯で洗った方が白くなりますが、完全に白くはなりません。
靴下の匂いに関しては、こちらもお湯で洗った方が匂いが取れています。
※匂いもお湯で洗った方がなくなりますが、完全にはなくなりません。個人差ははあると思います。
我が家で検証を行った結果は上記になりました。
ここで重要なのは洗濯は毎日行うということです。
お湯で洗い続ける場合と、水で洗い続ける場合では、お湯で洗い続けた方が汚れと匂いが落ちるなら、毎日お湯で洗濯した方が良いと思いました。
特に女性は汚れや匂いに敏感だと思うので、気になるようなら毎日お湯で洗濯することをオススメします。
反対にずっと水で洗濯し続けると、汚れや匂いが蓄積されそうです。
汚れや匂いが気にならない方は特に問題ないかと思います。
お湯で洗濯することで、皮脂よごれと洗剤の洗浄力が上がるならそれだけでもメリットが大きいと思います。
小さいお子さんがいるご家庭や、アウトドアやスポーツが好きなご家庭にとったら、上記のメリットが特に大きいと思います。
洗濯槽の汚れが落ちる
洗濯槽の汚れが落ちるについてですが、こちらも洗濯物のよごれが落ちる理由と同じで、お湯で洗濯することで、洗濯槽の汚れも落とすことが出来ます。
また洗濯槽の汚れが蓄積するのを予防することが出来ます。
洗濯槽の汚れの原因は主に以下の2つです。
・皮脂汚れ
・洗剤の残りカス
上記の二つに関しても、お湯で洗濯することで解決出来ます。
皮脂汚れはお湯で洗濯することで、皮脂が溶けやすくなるので、洗濯槽に残らず排水されます。
皮脂汚れは40度程度のお湯で洗濯することで、汚れ落ち効果がアップします。
洗剤の残りカスについても、お湯で洗濯した方が水で洗濯するよりも、洗剤が溶けやすくなるので、結果的に洗濯槽に洗剤の残りカスが残らず排水されます。
さらに洗濯機の排水ホースのヘドロのような汚れも、お湯で洗濯することで綺麗にすることが出来ます。
クリーニング店で働いたことがある友人も、お湯で洗濯することで洗濯槽の汚れは落ちると言っていたので、洗濯槽の汚れが気になる方は、洗濯機の給水を混合水栓にすることを検討してみてはいかがでしょうか。
洗濯物の乾きが早い
洗濯物の乾きが早いについてですが、我が家で検証した結果、お湯で洗濯すると洗濯物を干した際に、洗濯物が乾くのが早いです。
特に洗濯物が乾きにくい冬に実感することが出来ます。
冬場の場合、洗濯物をお湯で洗った後、洗濯機から洗濯物を取り出す際に洗濯物から湯気が出ています。
湯気が出ているということは水分が洗濯物から抜けているということです。
洗濯物を水で洗った場合は、洗濯機から洗濯物を取り出す際に洗濯物から湯気が出ていることはありません。
イメージ的には、熱々のおしぼりとキンキンに冷えたおしぼりを同時に干したらどちらの方が乾くのが早いかという感じです。
エコキュートを付ける方にはオススメ
洗濯機の給水を混合水栓にして、お湯で洗濯することをオススメしていますが、特に新築でエコキュートを付ける方には特にオススメします。
エコキュートは毎日お湯を深夜の電気料金が低い時間帯に作って、日中に使うというような機能です。
お湯は毎日作るので、毎日使い切らずに余ってしまう場合などは、お湯を洗濯機に使用すると無駄がなくなるのでオススメです。
毎日の洗濯物はお湯で洗いたいという要望があり、洗濯機の給水を混合水栓にしようと思っている方は、エコキュートのタンク容量を上げた方が良いです。
エコキュートタンク容量の標準については、3人家庭なら370リットル、5人家族なら460リットルが標準と各エコキュートのHPや説明書などに記載されています。
上記が目的ならエコキュートのタンク容量を、標準と言われているタイプの一つかもしくは二つ上の容量のタイプを選択した方が良いです。
我が家は三菱のエコキュートを採用しました。
新築でガス給湯器を選択される方には、ガス給湯器の場合は光熱費が高くなるデメリットが大きいので、私としてはオススメ出来ません。
※光熱費が高くなっても良いという人は設置しても良いと思います。上記に記載していますが、混合水栓を設置したとしても、お湯を使用せず、ずっと水で洗濯することも出来ますので、まずは設置を検討するのもありかと思います。
反対にエコキュートを設置予定の方には是非オススメしたいです。
まとめ
新築を検討中の方で洗濯機の給水や、お湯で洗濯物を洗いたいと思っている方に、私は洗濯機の給水を混合水栓にすることをオススメします。
この記事をきっかけに新築の洗濯機の水栓について考えて貰えたらと思います。
ハウメーカーの資料を無料で請求する方法を下記に記載しています。
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